ウマ娘シンデレラグレイの第1話の元ネタや小ネタを解説!【第1R:ここにいる】

ウマ娘 シンデレラグレイ

ウマ娘シンデレラグレイの第1話の元ネタや小ネタを解説!【第1R:ここにいる】

ウマ娘プリティーダービーのスピンオフ作品である「ウマ娘 シンデレラグレイ」

本記事ではオグリキャップを愛してやまない筆者が、【ウマ娘 シンデレラグレイ 第1R:ここにいる】の作中の元ネタや小ネタを徹底的に解説します。

本記事のライター

あさま
オグリキャップでイチバン好きなレースは90年の有馬記念!
ちなみにオグリがいなければ、筆者はこの世に生まれていません。

1話冒頭の日本ダービーの登場人物と元ネタを解説

あさま
この項目では1話冒頭の日本ダービーの登場人物とそのウマ娘に纏わる小ネタ元ネタを解説していきます!

【優勝馬】メリービューティー(元ネタ:メリーナイス)

「メリービューティー」の元ネタは、朝日杯3歳S(現:朝日杯FS),日本ダービーとG1を2度制した名馬「メリーナイス」です。

通算戦績は14戦5勝

勝鞍の中でも日本ダービーの衝撃は凄まじく、上がり3F最速の驚異的な末脚で2着のサニースワロー相手に6馬身もの大差をつけて圧勝しました。

あさま
鬼の末脚!

【鞍上:根本康広ジョッキー】

ウマ娘の会長でおなじみ、わずか三度の敗北を語りたくなる馬、"皇帝"シンボリルドルフと戦い、11番人気の大穴馬ギャロップダイナで勝利した名ジョッキーです。

あさま
下剋上があるからこそ競馬は面白い!

当時のメリーナイスのオッズ(4番人気)
単勝 12.6倍
複勝 4.7倍

【2着馬】ルナスワロー(元ネタ:サニースワロー)

「ルナスワロー」の元ネタは第54回日本ダービーの2着馬「サニースワロー」です。

サニースワローは通算戦績32戦2勝と戦績が振るわなかった重賞未勝利馬ですが、22番人気で迎えた日本ダービーでは2着という好成績を残しています。

あさま
これ予想できた人は本当に凄い...
あさま
ちなみに当時のダービーは24頭立てでした。

【鞍上:大西直弘ジョッキー】

鞍上である大西直弘ジョッキーは、この日本ダービーの10年後、「サニーブライアン」と共に皐月賞,日本ダービーを制し2冠を達成しました。

あさま
これはもう!フロックでもなんでもない!!

二冠達成ッッ!!!

ちなみに、「サニーブライアン」は「サニースワロー」と同じ馬主さんの宮崎守保さんの所有馬です。

あさま
10年越しのリベンジ!
当時のサニースワローのオッズ(22番人気)
単勝オッズ 225.4倍
複勝オッズ 46.8倍

【4着馬】ゴールドシチー

ウマ娘プリティーダービーでおなじみ「ゴールドシチー」

通算成績は20戦3勝。主な勝鞍は阪神3歳ステークス(現:阪神JF)のG1馬です。

あさま
ちなみに勘違いされがちですが、当時の阪神3歳Sは現在のように牝馬限定戦ではなく、旧3歳(現馬齢表記では2歳)限定戦です

【鞍上:本田優ジョッキー】

ウマ娘にも登場するカワカミプリンセスと共にオークス,秋華賞の2冠を達成した騎手でもあります。

あさま
無敗でオークスと秋華賞制覇している凄い騎手です!
当時のゴールドシチーのオッズ(2番人気)
単勝オッズ 6.4倍
複勝オッズ 4着の為不明

カサマツ編の登場人物と元ネタを解説

北原穣(元ネタ:小栗孝一さん+鷲見昌勇調教師)

オグリキャップのトレーナーである「北原穣」の元ネタは以下の通り

元ネタのモデル

オグリキャップの初代馬主である「小栗孝一さん」

笠松時代の調教師である「鷲見昌勇さん」

あさま
北原穣の元ネタが「アンカツさん」という説があるけど、個人的に「小栗孝一さん」「鷲見昌勇さん」説を推したいです。

ベルノライト(元ネタ:三輪勝装蹄師+川瀬友光厩務員+ツインビー)

ベルノライトの元ネタは以下の通り。

元ネタのモデル

オグリと同期の競走馬「ツインビー」

オグリキャップの装蹄師である「三輪勝さん」

オグリキャップの厩務員である「川瀬友光さん」

あさま
「2つ」の「B」の髪留め→「ツイン」「ビー」→ツインビー。
あさま
川瀬友光さんであるという根拠は下記記事にて紹介しています。
解説記事
ウマ娘シンデレラグレイ第4話の元ネタや小ネタを解説!【第4R:今度は勝つ】

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ノルンエース,ルディレモーノ,ミニーザレディ(元ネタ:なし)

後にオグリキャップのガチファンとなる「ノルンエース」「ルディレモーノ」「ミニーザレディ」

下記記事でも紹介しますが、モデルとなった馬は存在しません

改心するまではいじめっ子という立ち位置だった為、「競走馬に配慮しモデルなし」という事になっています。

解説記事
ウマ娘シンデレラグレイ第5話の元ネタや小ネタを解説!【第5R:次元が違う】

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あさま
馬主からしても、自分の所有馬がいじめっ子のモデルになるのは流石に嫌だもんね...

フジマサマーチ(元ネタ:マーチトウショウ)

「フジマサマーチ」の元ネタは、岐阜王冠賞を制した地方重賞馬の「マーチトウショウ」です。

マーチトウショウは笠松競馬場時代のオグリキャップを2度も破っており、オグリの最初のライバルとして君臨していました。

あさま

「マーチトウショウ」

「タマモクロス」

「ホワイトストーン」

オグリのライバルって芦毛が多いですよね...

 

オグリキャップのお母さん(元ネタ:ホワイトナルビー)

娘であるオグリキャップと同じ芦毛のウマ娘として登場しているお母さん。

元ネタは、オグリキャップの実の母親である繁殖牝馬の「ホワイトナルビー」です。

あさま
「オグリのお母さんってどんな馬なの?」って人の為にホワイトナルビーの繁殖成績を紹介します!

ホワイトナルビーの繁殖成績

産駒数15頭

総勝利数133回

JRA重賞勝利数13勝

あさま
ホワイトナルビーは上記の通り、驚異的な数値を叩き出している競馬界屈指の優秀な繁殖牝馬です

代表的な産駒としては、

シンデレラグレイ主人公の「オグリキャップ」

あさまのアイコンのモデルの桜花賞馬「オグリローマン」

がいます。

あさま
「優秀な繁殖牝馬といえば?」

という質問に、必ず名前が挙がるレベルの優秀な繁殖牝馬なんですよ!

小ネタ解説

特待生のフジマサマーチ

フジマサマーチ(マーチトウショウ)が特待生の理由が恐らく、父が日本史上初めて芦毛馬によるクラシック制覇を成し遂げた名馬だからだと考えられます。

あさま
「芦毛は走らない」と言われた時代でG1を制したのは偉大過ぎますね...

参考までに「オグリキャップの父」と「フジマサマーチの父」を比較をすると戦績にかなりの差があることが分かります。

名前 生涯戦績
ダンシングキャップ(オグリ父) 20戦5勝(重賞未勝利)
プレストウコウ(マーチ父)

24戦9勝

【重賞勝鞍】

NHK杯(NHKマイルカップの前身)

セントライト記念

京都新聞杯(レコード)

菊花賞(レコード)

毎日王冠

あさま
日本馬が弱い時代だったから「プレストウコウの方が強い」とは断言はできないけれど、明らかに獲得した賞に差がありますよね...

この血統が元ネタとなってフジマサマーチが特待生なのだと考えられます。

あさま
ちなみに「プレストウコウ」はウマ娘にも出演している「マルゼンスキー」と同期の馬であり、日本短波賞では7馬身差つけられて敗北しています...
あさま
未来のG1馬相手に7馬身差...

中央はレベルが違う

中央競馬と地方競馬のレベルの違いが分かるエピソードとして、マーチトウショウの中央入りのエピソードなどが挙げられます。

オグリキャップの最初のライバルであるマーチトウショウは、1989年に中央入りしたものの、全レース最下位。それも僅差の最下位などではなくブービー(下から2番目)から全レース10馬身前後離されるという大敗ぶりでした。

いかに中央競馬と地方競馬のレベルの差が高いのかを物語っていますね。

ちなみに地方競馬所属馬で唯一中央競馬G1を勝利したのが、メイセイオペラただ一頭。1999年のフェブラリーステークスを勝利しました。

あさま
勘違いする人もいるけど、オグリキャップやイナリワンは

「地方所属馬」ではなく

「元地方所属の中央所属馬」!

大食いのオグリキャップ

オグリキャップはアニメ「ウマ娘プリティーダービー」でも沢山食べている描写が描かれているほどの大食いです。

実はこれは実話であり、オグリには「牧場では与えられた餌のみならず、雑草もかまわず食べる」「オグリキャップが寝藁を食べようとするほど食欲旺盛で太め残りとなるため、有馬記念前は鞍の下に毛布をつけて体重を落としやすくしながら調教していた」といった食欲旺盛すぎるエピソードが数多く存在します。

あさま
最初は足が悪く、ヒョロヒョロだったオグリも、この大食いのお陰で逞しい馬体になったってエピソードもあるよ!

何を考えているのか分からないオグリキャップ

ウマ娘のオグリキャップの「何を考えているのか分からないのほほんとした性格」です。

これは、テレビ番組「笑っていいとも」に出演した武豊ジョッキーがオグリキャップについて「何を考えているのか分からないところがあっ嫌いです!」と発言したことが色濃く反映されていると考えられます。

あさま
ちなみにこの時の武豊ジョッキーは、オグリのライバルに当たるクリークの主戦騎手。

心の底からの「嫌い」ではなく、ライバル目線で厄介などの意味です。

昔は脚が悪かったオグリキャップ

画像右コマのオグリは足が悪く立ち上がれていません。

史実のオグリキャップも同じく、右前脚が大きく外向して自力で立ち上がれないほど脚が悪かったのです。

そんなオグリを見て、オグリキャップのお母さんのモデルの一人である稲葉牧場場長の稲葉不奈男さんが蹄を削蹄し外向を矯正しました。この努力もあり、オグリキャップの悪かった脚の症状は成長とともに徐々に改善していきました。

シンデレラグレイではこの稲葉不奈男さんのエピソードが忠実に再現されていますね。

あさま
稲葉さんが居なければオグリはゲートにすら立てていないと考えると、運命の凄さを感じますね。

元気ハツラツ!オグリキャップ

元気ハツラツなオグリキャップ。実はこの1コマにも元ネタがあります。

前項の「昔は脚が悪かったオグリキャップ」で解説した通り、オグリキャップは生まれた時に大きなハンデを負って生まれてきました。

そんなオグリを見て、オグリキャップのお母さんのモデルの一人である稲葉牧場場長の稲葉不奈男さんがオグリの幼名を「ハツラツ」と名付けました。

このオグリの後ろに描かれた「ハツラツ!」という文字にはこんな元ネタが存在します。

あさま
このコマを見た時、ウマ娘の競馬愛がメチャクチャ伝わりました!

異常なほど柔らかいオグリキャップ

オグリキャップの走り方といえばこれ。

全身がバネのように弾み、まるで高級外車のように地を這う超前傾姿勢。

オグリに騎乗経験のあるジョッキー,調教師が口をそろえて言う異常なほどの柔らかさを持っていました。このシーンはオグリの関係者達が初めてオグリの走り方を見た時の衝撃を再現しているシーンです。

あさま
ありとあらゆる競馬関係者が口を揃えて言うほどの柔らかさ...

東海ダービーの夢

北原穣が悲願とする「東海ダービー制覇」。

これは北原穣のモデルの一人である鷲見昌勇調教師が掲げてきた夢が元ネタになっています。

鷲見昌勇調教師も北原穣と同じく「東海ダービー制覇」を目標に掲げてきた調教師でした。しかし、オグリが中央へ移籍する事で、東海ダービー制覇の悲願が絶たれました。悲願を絶たれた鷲見調教師は馬主である小栗孝一に対して激怒し笠松最後のウィナーズサークルでの撮影を拒否したエピソードがあります。

あさま
移籍しなければ間違いなく東海ダービーは獲れていたんでしょうね...

-ウマ娘 シンデレラグレイ